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ご自身が必要なものは何かを見極めて選びましょう。
無駄なカードを持つとお金の無駄になりかねません。

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1. 利用枠の決定方法

 かつてクレジットカードは誰が申込を行っても利用枠が一定で、その利用額に合わない申込者は却下されるというシステムでした。基本的に50万円という固定された利用枠があった時代が長く続きました。
 しかし、固定の利用枠では幅広い顧客を取り込むことは不可能であったため、現在のように顧客の返済能力に応じて利用枠を設定する制度に変わりました。このシステム変更のおかげでそれまで対象となっていなかったパート、アルバイトなどの職種でもクレジットカードが発行されるようになり、クレジットカードの普及に一役かっています。

 クレジットカードにはショッピングとキャッシングの機能があり、利用枠は通常二つの機能を合算した利用枠であることが多くなっています。つまり50万円の利用枠ではショッピング利用で50万円の枠を使ってしまえばキャッシング利用はできないことになります。
 また、利用枠の振り分けもありクレジットカード会社によって違いますが、キャッシングは利用枠の50%までのケースが多いようです。利用枠50万円であれば切り上げで30万円がキャッシング利用の限度額となりますが、ショッピングは50万円まで利用できるということです。

 クレジットカードによっては利用枠の概念を変えたものもあります。クレディセゾンのフォービートカードなどはショッピングもキャッシングも利用枠は同じです。つまりどちらも限度枠いっぱいまで利用できます。もちろん利用金額の合計は利用枠を超えることはできませんが、利率も共通のためキャッシング専用カードとしても利用できます。

 貸金業規制法の改正は今後クレジットカードの利用枠にも影響を与える可能性があります。クレジットカードのキャッシングは貸金業規制法の対象となっています。法改正の施行により年収の1/3までの貸付が限度(総量規制)となった場合、キャッシング残高もその残高の対象となります。
 貸付金額が制限される中でクレジットカードのキャッシング枠は今後制限されキャッシング専用カードにその役割を譲り、クレジットカードはショッピングに特化されるかもしれません。

 現在一般カードは10万円から50万円程度の範囲内でクレジットカード利用枠が設定されています。クレジットカード会社によって利用枠の設定基準が異なるのはもちろんですが、個人的な審査経験からお話しすると、初めてのクレジットカードの場合は基本的に30万円の利用枠が設定されます。
 この30万円を基準として勤務先、勤続年数、職種、利用状況などを総合的に判断して、10万円単位でプラス、マイナスして利用枠が決定されます。経験上では利用枠の判断は審査担当者が行い、明確な基準はありませんでしたが、会社によってはスコアリングの点数などで明確に決められている場合もあるかもしれません。

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